エンジンの性能を最大限引き出すためには、吸入、圧縮、爆発、排気の各工程に同期して吸気と排気のバルブが開閉する必要があります。このバルブ開閉のタイミングをクランクシャフトからカムシャフトに伝達するのがタイミングベルトの役割です。
エンジン性能、信頼性に重要な部品であり、きわめて耐久性の高い構造、材質で作られています。
エンジンの性能を最大限引き出すためには、吸入、圧縮、爆発、排気の各工程に同期して吸気と排気のバルブが開閉する必要があります。このバルブ開閉のタイミングをクランクシャフトからカムシャフトに伝達するのがタイミングベルトの役割です。
エンジン性能、信頼性に重要な部品であり、きわめて耐久性の高い構造、材質で作られています。
個々のエンジン特性に合わせて仕様を決定した専用部品です。
適切な材質・形状を使用し、10万kmの耐久性を満たす厳しいテストをクリアした安心できる部品です。
車両タイプ | シビアコンディション | ノーマルコンディション |
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乗用車 | 無交換 | 無交換 |
軽自動車 | 初回36ヵ月、以後24ヵ月 / 50,000km | 100,000km |
推奨交換時期を過ぎても交換をしないまま使用すると、ゴムを主とする素材のため、歯が欠けたり、すり減ったりする結果、
吸・排気バルブの開閉タイミングが狂います。その結果、エンジン不調等が発生します。
また、最悪、破断した場合は、エンジンがかからないだけでなく、バルブとピストンがぶつかり、バルブ本体が曲がったり、
ピストンが損傷したりして、エンジンに大きなダメージを引き起こし、エンジン交換の必要性が生じます。
一般的に、タイミングベルトは、ファンベルトなどと異なり、ベルトの張りを自動的に調整する機構(オートテンショナー)が用いられています。
また、その構造上、ベルト全体はカバーされていて、簡単に張り具合や状態を見ることは困難です。
したがって、走行距離を目安としたベルト交換が一般的です。